南條 博忠

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帝都大学軍事部2期生。極東連隊ラボラトリ技術部開発課第5ラボ室長。一連の移民活動において、【魔導機関式宇宙艦】の開発の基礎を作り上げるという非常に重要な役割を同期生の芥悠樹と共に果たす。

帝都大学付属高校在学時から「魔導力を動力源とする駆動機関」という概念について構想を練っており、独自に研究をしていた。 その高校時代、インビテーショナル¹⁾にて出会った賢頭高校の芥悠樹と将来の目標の話で盛り上がり、南條は宇宙艦の開発を主目的に据え、芥はそれまで全く縁の無かった技術方面へ舵を切る。技術一辺倒ではなく総合的な運用まで視野に入れていた為、ふたり共大学では工学部ではなく軍事部に進む。

有言実行型の性格で、広げた大風呂敷を全力で畳みに行く不屈の実行力の持ち主。彼がやると言ったことは必ず何らかの形で実現させる為、周囲も自ずと構想を任せるようになっている。

実直そうに見えるが存外軟派で気障な部分があり、芥曰く部分的にモテるし結構遊び歩いている模様（但し最終的にいつも一緒にいるのは四方田詳子らしい）。

基本的な能力を持つサーキットランサー。ある程度ブルーソーサラーとしての能力を併せ持ち、魔導技師としてのスキルと併せて魔導機関開発の原動力となっている。