幻界正式名 | アーレ・ジュデッカ(Earle-Judecca) |
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別名 | 現実界 |
主な生息種族 | ヒューマン |
規模 | 極めて巨大 |
安定度 | 微妙 |
第1幻界というのは我々が普段生活しているこの世界のことである。原初にして全ての始まり、という意味ではそもそも幻界ですらないのだが便宜上そのように呼ばれている。 他の幻界と性質が異なり、「第1幻界が消失すると全てが無に帰す」と伝えられている。幾度も危機に晒されながらも、時折現れる調停者をはじめとする数多の人物の尽力により度々危機を脱し、最悪の事態は免れている。
Earle-JudeccaのEarle(アーレ)というのは幻界正式名の接頭語で、まだ不安定なという意味を持つ(対義語はGrand(グラン)で、この接頭語を持つ幻界も多々ある)。この正式名から、他幻界の者から比喩的にアイシー・アビス(Icy-Abyss)の通称でも呼ばれている。
住人の大半はヒューマンで、他種族の者も概ね他幻界から移住してきた者か、その子孫である。つまり先祖代々第1幻界で暮らしてきた者のルーツは全てヒューマンである。
昨今では魔導力の流れが可笑しくなってきており(=魔障)、ソーサラー自治区の外でも不可解な現象や突発的な猟奇事件が後を絶たない。