《月の沙漠》の遊撃ゲームマスター。後に全サーバを担当する統轄ゲームマスターに昇格する。

ラスティギアで長らく開発と運営を担当している社員。ネットゲーム周り以外にもラスティギアが立ち上げた数多の企画に少なからず関わっており、LuckyCharmプロジェクトにも企画プロデューサとして参加している。

《月の沙漠》のジェネラルプロデューサであった遠鐘世守安から全幅の信頼を置かれており、遠鐘亡き後の《月の沙漠》の運営上では非常に強い立場ではあるが、運営陣のすべてを掌握している訳では無く、元より遠鐘と対立関係にあった者たちとは折り合いが悪いか接点が薄い。その為、諸般の問題に対しても中々打開策を見出せずにいる。

遠鐘から諸々を託されており、十六夜のことも何かと気に掛けていた。但し実際に打って出るに当たっては十六夜が二十歳になるのを待っていた節がある。タイミング良く関わって来たアリオトや可愛い後輩のはんぺんのことも良く信頼しているようだ。

プレイヤーキャラクターであるシケイダとしては掴みどころの無い胡散臭い人物であったが、素は比較的生真面目で堅実。物事の期を見ることに長け、時に大胆で豪快な部分も垣間見える。また、素直で前向きな若者が大好きで、そういう者に割と無条件で甘い傾向がある。