生息幻界 | 旧第13幻界 (現在は第1幻界を中心に各所に散らばっている) |
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平均寿命 | 120~150歳 |
体力 | ★★ |
筋力 | ★★ |
精神力 | ★★★★ |
適応力 | ★★★ |
遺伝的優勢度 | 中くらい |
主なソーサラータイプ | ブルーソーサラー |
天使(アンヘル)と呼ばれる種族は、本編開始時には既に崩壊してしまった第13幻界の調停者であった種族。それ以外の幻界には生息していなかった種族である為、元々数の上では非常に少なかった(但し崩壊前の第13幻界においては95%以上がアンヘルである1)が、他幻界への進出に伴いアンヘルとしての種族キーを持つ混血はそれなりに増えている。
元々はヒューマンと同一の種族で、第13幻界に移り住んだ者達が独自に能力を伸ばしたものと伝えられている。その為他の種族よりもヒューマンとの混血児が出生しやすく、またその場合もアンヘルの特徴が明確に出るケースが多い。
なぜ彼らがアンヘルと呼ばれているかは、魔導力を増幅あるいは制御する目的で虚翼という翼のような光を背中に発生させる為。とはいえこれを直接使って飛んだりはしない2)。あくまでも飾りや展開装置に相当するだけのもの。物理的な質量は持っていないので虚翼と呼ばれている。 しかし極稀にはっきりと質量を伴った光の翼(力翼)を持つ個体が現れる。純血のアンヘルでは稀だが、混血やディアブロにしばしば現れる他、この能力を付加するデバイスが存在している。
上位のフィーンド程ではないが、魔導力に長けた種族。その分頑強さや腕力では劣る。長命種である為、華奢な外観からは想像し難いが想像されている以上には頑健。また、成人してから3)寿命を迎える直前まで殆ど見た目が変化しない。 アンヘルの外見はヒューマンの東洋人の印象に比較的類似し、真っ黒い髪、明るい肌、平均的~やや高めの身長と若干華奢な骨格を持つ。但し瞳だけは鮮やかな青や緑や紫である4)。
魔導力の系統については、虚翼・力翼の性質もありブルーソーサラーが最も多く、他のタイプもヒューマンと同程度には現れるが、隠れやサーキットランサーはまずいない5)。
脆弱ではあるが長命かつヒューマンに近い種族なので、適応力はそれなりにあるようだが個体数が多くない為検証には至っていない。
なお、第13幻界崩壊以前から第1幻界に移り住み企業や裏組織などに加担していたアンヘルの派閥をアンヘル・トライシオン(裏切りの天使)、崩壊以後第1幻界に移り住みシンセニティ預かりとなったアンヘルの派閥をアンヘル・リブレ(自由の天使)、エピキュリス預かりとなった自称旧調停者の一族をアンヘル・ベルダ(真の天使)と称する。
青味がかった黒髪、長さがあまり揃わない
色鮮やかな瞳
比較的明るい色の肌
全般的に体格は細身
主に植物の名に由来する固有の「天使名」を持つ。ヒューマンなどの社会文化圏で暮らす者は他にその文化に根差した固有名を持ち通常はそちらを名乗るが、アンヘル文化圏から出る機会の無かったものはそれらを持たぬ場合もあり、天使名を名乗る。また、アンヘル同士であれば初対面であっても互いの天使名を把握することが出来る。