生息幻界 | 旧第13幻界、第1幻界(ブルーコア) |
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平均寿命 | 20~50歳 |
体力 | ★★ |
筋力 | ★★ |
精神力 | ★★★★ |
適応力 | ★★★ |
遺伝的優勢度 | 中くらいと思われる |
主なソーサラータイプ | ブルーソーサラー |
さて、第13幻界崩壊の少し前辺りからアンヘル達に大きな問題が発生する。何故か交配による嫡子が殆ど生まれてこなくなってしまったのである。新しい個体が生まれて来ず明らかにその数を減らしていたアンヘル達は、解決策としてクローンを作る為の装置を開発。育成装置と呼ばれたこの装置はある程度の数のアンヘルのクローン、通称ディアブロ(ある種皮肉的なネーミングである)を生み出し、彼らにとって新しい希望となるかに見えたが、とあるアンヘルが第1幻界に持ち出してこれを元手にした研究を始めてしまった為、波及を恐れ、またこの研究により発覚したクローンの様々な問題を目の当たりにしたアンヘル達は新たなクローンの育成を断念、滅び行く第13幻界と運命を共にするか、他種族1)との交配を試みるかの決断を迫られ、結果その派閥は真っ二つに割れ、そして他との接触を拒んだ物は第13幻界と共に滅び、ヒューマンと共に生きる事を選んだ者達(アンヘル・リブレ)はその後も細々と生き続けている。
アンヘルのクローン=ディアブロに関する諸般の問題のひとつに、長命種のアンヘルのクローンであるのに何故か短命種(第1幻界で生まれた者で20年程度、第13幻界生まれでも30~50年程度)になってしまうという点が存在する。第13幻界で発生した個体はそれでもヒューマンよりちょっと短い程度の寿命があったので妥協した感があるが、第1幻界で研究のために作られた個体の著しい短命さをどうにかしようと試みた者たちがいた。果たして彼らの努力はそれなりに功を奏し、コアという延命兼魔導力制御装置を開発するに至る。このコアを埋め、平均余命化+能力安定化を図った個体をブルーコア(Blue Core)と称する2)(種族区分上ではディアブロと特に区別されてはいない)。
外見上は鮮やかな青系統の髪と黄色っぽい瞳を持つ為、他と比べても判別が容易である。
アンヘルとヒューマンの混血のクローンはハーフコア3)と呼ばれる。基本的にディアブロに準じた資質と体質、薄紫系統の髪を持つ。個体数は然程多くない。
青系統の髪
黄色~橙色の瞳
アンヘルと同程度の体格
寿命を除けば概ねアンヘル相当と思われる。