敦賀 忍

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帝都大学付属高校軍事科。本編開始時は2年生。軍属として高校在籍時から幾つかの作戦（特に第三次魔障討伐作戦と八須田事件が有名）に参加して功績を挙げ、短期間で昇進を重ねた。移民時は父である敦賀文が艦長を務めた27番艦はくらんの艦長副官として乗務。

本編の主人公。

父譲りの、温厚だが芯の通った性格。叢雲家の双子の姉妹、特に姉の潤に目を掛けている。

帝大校星光生徒会平役員。温厚が過ぎてしばしば妙に鈍感なところがあり、生徒会長の雨宮崇にある理由で目の敵にされている節があるが全く意に介していない。一方で扇矢和宣にやたらライバル視されているがこちらも全く気に留めていない。

本来、魔導力の行使に対しては消極的（長らくデバイスが無かった所為もあるが）であったが、大切な物を守る為の力を必要とし、それを得る事を望んだ。その為デバイスを得てからはあまり躊躇いを見せなくなった。

潜在的には能力を持っているが自力で発露できないという隠れソーサラー。
デバイス無しでは七領市で最低限生活して行く程度の魔導力しか発揮できない。デバイスワーカーとしての資質は概ね具現化を中心としたブルーソーサラー寄りである。後に双子の父である叢雲鼎中将が開発し、父の手により調整を受けていた攻撃用デバイスあめのむらくもを使用するようになる¹⁾。