片桐 大悟

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ブルージャケット第2部隊プライベート・サーヴィス所属。かつて遊撃警護部に存在していたレッドジャケットの黛隊のひとり。八須田事件の前後辺りに柘植ラボに連行され、その能力を研究に散々利用された。脱出後は第2部隊に再合流している。

同部隊で同い年の忌寸潤、椙浦蛮と共に【三馬鹿¹⁾²⁾】と呼ばれている。三人の中では真面目で快活な性格だ（った）が、その特性から物理的な無茶が非常に多く、隊長で実姉の黛公子には良く怒られていた。

異様に肉体の回復が早い【超回復】能力の持ち主。この能力に目を付けられ、医療部の柘植ラボに連行、長らく研究材料にされていた為、性格がすっかり荒んでしまい、全般的な諦念と厭世主義に囚われている。但しこの傾向は第2部隊復帰後は徐々に緩和している。

真面目で誠実ではあるが、【超回復】を差し引いてもあまりに無茶無謀が多く、忌寸³⁾がいなかったら今頃死んでたのではと言われる始末である。勿論姉にも同僚にもやきもきされている。

傷などの回復が異様に早い限定的なホワイトソーサラーの能力の一種。【超回復】と呼ばれるそれは結構なレア能力で、それ故に研究材料として狙われ、ラボでいいように扱われた結果その能力がさらに向上するという皮肉な結果になっている。