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帝都大学軍事部1期生。ブルージャケット第2部隊プライベート・サーヴィスの前身に当たるレッドジャケット黛隊の隊長であったが、とある任務でのレッドジャケットの壊滅に伴う引責で一時退役している。移民直前に復帰、以後は立場が逆転したかつての部下の下で活躍する。

遊撃警護部大隊にかつてあった雑務部隊レッドジャケットの創始者として知られる。ブルージャケットを補佐する目的で作られたレッドジャケットだったが、ブルージャケットとの境目が曖昧になってきたこと、とある任務¹⁾で部隊としての体を為さない程の損失を被ったことなどから廃止され、以後ブルージャケットに吸収、黛は一時引責引退となるが、その後も陰ながら部下のサポートをしていた。

部下たちには【鬼教官】と呼ばれ、一定の敬意と畏怖を抱かれている。戦闘向きの能力では無い為前線に出ることは稀だったが、部下たちに代わり責任を取る立場だという自覚を強く持っており、政治的な面で矢面に立つ機会が多かった。

旧姓片桐。部下でもある片桐大悟の実姉である。大学の同期生・黛桂樹と結婚し、間に娘がひとり²⁾いるが、桂樹は作戦中に殉職。

独自能力である【ダウジング】【人払い】を持つパープルソーサラー。その他調査と探索に特化した能力に偏っている。また、作戦立案と現場における作戦指揮に卓越した能力を持つ。