連合宇宙軍の医療部ラボラトリでは、災害孤児や戦災孤児、ラボ生まれのクローン1)やプラント生まれの子供たちを引き取り社会的に自立する年齢2)まで育てる施設として孤児院を置いているが、極東連隊の孤児院のうち主に孤児とプラント生まれを引き取って育てているラボルームの長。
平凡だが面倒見が良く、甥の康紘も含めて全ての子に分け隔て無く接し、巣立って行った子供たちにも他のラボメンバーにも広く慕われている。孤児院の役割が予備役研修所にシフトしつつある現在も栢憲彰と共に「みんなの親父さん」として頼りにされている。
康紘ですらその所持能力を把握してないこと、長らく孤児院長のみをやっていることから察するに、連合宇宙軍所属ではあるが非ソーサラーの可能性が高い。おそらくは自治区で暮らす為の簡易機能デバイスを所持していると推測される。