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極東連隊の戦災孤児扶養施設・都築孤児院の出身。大学卒業後多くの部署を転々としたがランサーズに落ち着き、部隊長を経て最終的には姜長官府へ。以後移民後まで一貫して泰明のサポート役として活躍。ランサーズ時代の所属は旧第2部隊。

あの帝都大軍事部１期生。但し他の連中と比べたら抜群に真人間である。

帝都大軍事部1期をはじめとする周囲の連中と比較してそれほど目立った力が無い為に自分にあまり自信を持っておらず、それなりの潜在能力を持つソーサラーではあるが、あまり行使を好まない。その分大局観や分析力に優れ、魔導以外の能力で現在の立場に昇ってきた（もっとも泰明らの存在によるところも大きい）。

都築孤児院では年長組であり、よく兄弟たちの世話や院長の手伝いを進んでしていた。性根はしっかりしているものの、前述のことやラボではない孤児院の出身であることに負い目を抱いており、少し卑屈な面もある。実際、泰明らは彼に全幅の信頼を置くが、それに対しても少し懐疑的に思っている節も。

常に他者の役に立ちたいという願望があり、誰かに頼られることを好み、また本質的にお人好しな為、とことん人の頼みを断れない。それ故に他人の苦労を進んで背負ってしまうタイプで、稀に収拾が付かなくなり焼き付きを起こすことも。

ブルーソーサラーとしては珍しく防壁の能力を持たない。妨害・看破に寄った能力だがそれほど強力ではない。