第8期ギルド所属のミドルベリーの生徒。専門は魔法考古学で、後見人ナタリーの手伝いをしている。

表情に乏しく、外見上では何を考えているのかを類推し辛い。但し感情が失われている訳ではなく、単に表情が伴ってないだけである。性格そのものは好奇心と義侠心に満ちた律儀で一途な人物で、若干年齢離れした冷静さを併せ持つ。ギルドメンバーに対して信頼と興味を強く持ち、また困っていれば助けたり頼ったりすることも、笑ったり怒ったりすることも勿論あるが、やはり表情には出ない。

「ある日突然」第27区にいた人物で、本人にもナタリーにもそれ以前の経歴が一切不明である。一応年齢は正確なようだが、疑問に対して整合性が後付けされる仕組の第27区においても「彼女の過去」に当たる情報が一切形成されないことから、元々は何処か他所の世界にいたのではないかと推測されている。