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帝都大学付属高校の3年生。本編開始年度では3度目の3年生をしている。かつて極東連隊のラボラトリに存在していた伊達ラボの出身。シルバーコアだがコア無しで高い制御力と通常の寿命を実現している稀な例である。

かつて帝大校の旧校舎で行われた第2次魔障鎮圧作戦にて、混乱の中で壊滅的な状況を打破しようと己の右手諸共旧校舎を焼失させたことがある。その為現在は右手に義手を着けている。

今は無き極東連隊ラボラトリの伊達ラボの忘れ形見。ラボ消失後も軍属扱いとしてしばしば長官府からの依頼で帝大校周辺の調査や警護に当たっている。

面倒見のいい兄貴肌で、特に後輩に対して世話焼きで、周囲にも慕われている。その一方で過去に自身がやらかしてしまったことやラボラトリ全般の扱いなどに複雑な思いを抱いており、ときに諦念に満ちた考え方と物言いをすることがある。

第2次鎮圧作戦絡みの件およびそれに纏わる雨宮恭子（雨宮崇の姉）の顛末に関しては、基本的には一切語らないが敦賀と扇矢にはそれとなくヒントを与えている。生き残りの3人¹⁾の中では中間のスタンス。

元々は火炎系のブラックソーサラー。出力は桁違いだが範囲や射程を広げることが出来ず右手を軸として発動する為、勢い余って右手も焼き尽くしてしまったのが例の旧校舎の件である。現在はそのことによる萎縮で魔導力の行使自体を控えている。