八須田 綱紀
プロファイル
やすだ・こうき (Kouki Yasuda) | |
生年月日 | 2012年2月11日(本編開始時29歳) |
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血液型 | A型 |
身長 | 184cm |
体重 | 70kg |
種族 | ヒューマン |
ソーサラータイプ | ブラックソーサラー(発気型) |
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「あの」帝都大学軍事部の1期生。あの、と揶揄される原因の幾許かは彼である1)。
多少どころではなく沸点の低い軍警察幹部。周囲、特に姜泰明との折り合いが壮絶に悪かったが、彼自身が引き起こしたソーサラー排斥運動に関する一連の事象(通称八須田事件)の際に義弟・真実との間であった遣り取りを切欠に、その後は少しずつ和解といって差し支えない程度の状態に軟化した。
八須田事件後に謹慎処分、その解除後は軍警幹部に復帰、以降は七領市守護および移民に係るバックアップに努めた。
人物像
大学在籍時に泰明の左目を潰した件はあまりに有名。もっとも、その泰明は綱紀が忌み嫌って自ら抉り取ってしまった左目と同じ色の義眼を入れてくる底意地の悪さである為同情の余地が生まれてこなくもない。
粗暴ではないが、感情のタガがすっぽ抜けてしまっている。気が短く独善的で、些細なことで怒りを顕にするのでランサーズや泰明の麾下には置き辛く、軍警察に回された。その経緯は本人も知るところであり、むしろ都合よく権力を利用しようというつもりで収まっている。もっともこれら他者と打ち解けない傾向は徐々に緩和されつつある。
帝都大高校1年の八須田真実は義理の弟である。綱紀はソーサラー能力を嫌っている為(何しろ潜在魔導力の象徴とも言える緑の目を潰す位なのだ)、望んで力を得ようとする真実とは相容れなかったが、これも後に理解を示すようになる。
能力
シンプルかつ非常に強力なブラックソーサラー。使用する能力の種類は少ないものの自在に魔導力を行使できる桁外れの才能を持ち、特に強力な七領市のAクラス以上のソーサラーを纏めたリスト・【帝都の127人】にも比較的若い番号で名が挙がっている。但し本人は極端に行使を嫌う。
八須田事件後は必要に応じてその能力をある程度使うようにはなっている。