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帝大軍事部7期生。卒業後暫くはブルージャケット所属だったが後に長官府所属になっている。

姜泰明の弟。7人兄弟の3番目で、兄弟たちの中では最も泰明に懐いている。泰明は采明が連合宇宙軍で活動することには否定的であったが、本人が純粋な実力で帝大軍事部を出て配属されて来た為に渋々承知し、以後は全面的にサポートしている。

繊細で神経質そうに見えるが、兄譲りの強気で豪胆な部分があり、出来ると思えば多少の無理は承知で果敢に飛び込む危なっかしいところがある。時としてそれは己の力量を明らかに超えており、しばしば泰明や周囲の連中のフォローを必要とする。

反面、力不足を悟ると急激に萎縮してしまう傾向がある為、叱る際も手助けする際もそこそこに気を使う必要がある気難しい性格でもある。もっともそれらはすべて、周囲と比較して格下であるという劣等感から来るものであり、あるエピソード以降は緩和する。

泰明の背中を見て育ったので、その泰明を目標にしており、努力すればその域に行けると思っている節があります。「泰明にはなれないが違う何かになれる」という事実に対する認識を序中盤は著しく欠いており、「やればできるはず」から「自分には何が足りないんだろう」と無茶して失敗して思い悩む、というのを繰り返してしまっています。もっともある時期以降それは改善します。

極端にピンポイントなブルーソーサラー。【阻害】の一点集中型制御に長け、混戦時でも狙って特定の相手だけに制限を掛けられる器用さがある。また、【空間跳躍】も並のアンヘル程度の精度と距離がある。とはいえそれを過信して単身で出撃したりする為、何かと仲間（主に泰明）の手を焼いている。