幻界
フォーヴ

フォーヴの一大生息地。フォーヴ、原住ヒューマン、移民ヒューマン の他に、数の上では少数であるが定住化しているフィーンドやアンヘルも存在する。

元々はあまり幻界概念や魔導に明るくないフォーヴたちの文化圏であった為、安定かつ隔離状態であった。移民したヒューマンらとは友好関係を築き共存していたが、ある時期から急激に幻界の不安定化、部分崩壊が進み出し、定住者達は脱出を余儀なくされつつある。詳しいことは調査中だが、第6幻界か第8幻界の接触を受けていた可能性が示唆されている。

最終的には多くの幻界がそうなったようにある日唐突に崩壊し消失。その際ロイ・ローランドが第1幻界に逃れ助けを求めた。

ヒューマンの領主の管理下にある地域はほぼヒューマン文化圏に等しい（多少文明レベルが下がる程度か）。

フォーヴのみで集落を形成している地域も残っており、その生活はかなり原始的であったようだ。

ヒューマン同志の領地争いというのは当然あり、複数の国家が存在し小競り合いや侵略は普通に発生していた。その為各国に一応軍隊というものは存在していたが、国により水準はかなり異なる。ロイとカレルが所属していたアーフェス王国軍はそこそこ近代的な装備であった模様¹⁾。