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連合宇宙軍の高等士官を父に持つ、しがない一市外民。……の筈だったが、故あって七領市に編入、以後長官府で雑務に携わる。

編入時における泰明とのやり取りはエピソード「極東連隊管轄下独立自治区「七領市」」を参照。

真面目で誠実だがかなり楽観的で、本質的に物事を悩まないタイプ。

その上非常に根性が据わっており、逆境に置かれても必ず何らかの解決法を見出す冷静さと情報感度を併せ持つ。七領市外で数多の魔障に巻き込まれながらも巧妙に潜り抜けてきたのはその体質の所為だけではないだろう。

泰明の下で雑務という名のスパルタ教育を課せられた際も唯々諾々と従い、最終的には魔導力抜きでもそれなりに頑張る一仕官として頼れる存在となる。

あらゆる魔導力を生まれつき受け付けない耐性体質（潜在魔導力自体はある）。自身が持てる魔導力を発露することもできず、他者の魔導力の影響を受けることも一切ない。一長一短かつ絶対安全なレアケース。