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帝都大学軍事部3期生。ブルージャケット第5部隊アイシクル・ブリッツ隊長。高校在学中に行方がわからなくなった兄の消息を追っており、宇宙軍を目指したのもそれを目的とした漠然とした気持ちによるが、部隊長に向いているらしい自身の資質を見出されて以降は能動的にランサーズ入りを目指し第5部隊に配属。後にとある任務の失敗（第9部隊壊滅の直接的要因）の原因を作った当時の隊長の引責退役に伴い隊長となる。

同期である葛城日差と内田巡が部隊長になってからは彼らの部隊との連携も多く見られるようになる。

人懐っこく快活、一歩間違うと適当で豪快な印象で、一般的に眼鏡というファクターが持つであろう印象があまり発揮されていない。知る者によれば容貌自体は兄・旭によく似ているらしい。

他者の本質と能力を見極めて引き出すことに長けており、不測の事態への対応力も含めて隊長向きの資質を持つ。目的に流されるままに帝都大軍事部に入った当初は自身がそれを把握していなかったが、卒業研究（という名の初陣任務）で個性豊かなメンバーの纏め役に収まった際に見出され、以後本人もそれを唯一無二の武器とするようになる。

明るく軽く、時にアバウトに見えるが、任務上における機転と忍耐強さをよく評価されている。ある任務での第5部隊隊長の采配ミスに起因する第9部隊壊滅の際、錯綜する現場をなだめすかし、壊滅状態の中で持ち堪えていた生駒清流を間一髪救出し得たのは彼の功績である。

典型的な【具現化】型で防御優勢のブルーソーサラーだが、能力自体はそれほど高い方ではない。兄である旭が持つ防御特化型具現化兵装【オーロール】と同型色違いの具現化兵装【モルゲンゾンヌ】を使用する。どちらかといえばソーサラー能力よりも指揮能力を評価されることが主。