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ブルージャケット第4部隊【サルベージャーズ】所属。一時期父が所属する欧州連隊に異動（移民時再合流）。

以前はフリーのハッカーとしてハッキングと不許可幻界間移動のかどで追われていたが、帳覚に捕まり中央委員会シンセニティのディメンションポリス預かりとなる。その際の識別番号はシンセニティ191。悪名高きG-Spreadの開発本部アミューズメント2課でゲーム開発に携わっていたこともある。その後帳の勧めで連合宇宙軍所属となる。

移民時にはアルバ・ビアンカの艦長副官として乗務。一連の移民行動において明智美樹弥をよくサポートした。以後も美樹弥の尚書補として、後に主要幹部として活動。多くの任務や事象において一貫して連合宇宙軍の首脳部に関わっていたひとり。特に重要な任務にピンポイントで携わることが多く、八須田事件～移民までの昇進速度が敦賀と並んでおかしなことになっている。

くすんだ金髪と紺碧の瞳は生まれつき。くっきりとした三白眼気味の大きな瞳に造作の大きな口は豪快なイメージを抱かせる。

性格は大雑把で能率主義的。「後で手を抜く為の努力を惜しまない」という若干ベクトルのずれた行動基準を持つ。但し本質的には律儀かつお人好しで、他者の危機を手放しで見過ごせないところがあり、意識的・能動的にではないにせよ、それとなく数多のトラブルに首を突っ込んでいることが少なくない。

サーキットランサー能力、特にプログラム制御能力に関して絶対的な自信があり、挑まれれば真正面から受けて立った上で大抵は返り討ちにするだけの実力を併せ持つ。その分それ以外のことは苦手であるという自覚がある為、尊大に見えて実は仲間を立てるタイプでもある。

第9幻界崩壊に伴い欧州連隊所属となったフォーヴのロイ・ローランドとは悪友同士。そこに至るには数多の紆余折もあったが、持ち前の大らかさが少なからずロイの助けになったようだ。

登場人物中でもトップクラスのサーキットランサー。彼に扱えぬ回路はないとまで称される。また、ウィルス（第5幻界の民にあらず）や短絡、過負荷から脳を守る能力も有し、随所で需要の大きい人物。また、無敵のネットワーク介入能力のお陰で異様に情報通であり、およそ管轄内で知らぬことはないとさえ言われている。

ブルーソーサラーとしての能力を僅かながら有している模様。